ハワイの不動産をホテルレンタルや長期賃貸で実際に運用している経験を元に、ハワイ不動産投資の特徴やメリット・デメリットをお伝えします。
目次
ハワイ不動産運用の特徴
管理人が所有しているハワイ不動産の運用実績から、ハワイ不動産投資の収益面の特徴として、次のことが挙げられます。
実質利回り | 低い | △ |
節税効果 | なし | ー |
物件価格 | 上昇基調 | ◎ |
物件価格については価格上昇によって含み益がかなり発生しているので◎としています。なお、あくまでも実績に基づく判定なので、将来に渡って物件価格が上昇することを保証するものではありません。
節税効果については、2020年分の所得税までは節税効果が見込めますが、2021年分の所得税からは減価償却による節税効果が見込めなくなったので「なし」としています。
※詳しくは「ハワイ不動産の実質利回り」「ハワイ不動産の節税効果」「ハワイ不動産の価格推移」をご参照ください。
ハワイ不動産投資のメリット
ハワイ不動産投資の収益面での特徴は上述したとおりですが、収益面以外でのメリットとして管理人が感じているものを3つ挙げます。
・将来の選択肢が増える
・資産分散・資産保全に役立つ
・ハワイに行く口実ができる
将来の選択肢が増える
ハワイ不動産を購入すると、それはドル資産になります。
円以外の資産をもつことで、日本だけに頼らなくて済むようになる、つまり「カントリーリスクを抑えることができる」ようになるわけです。
これは日本を捨てるという意味ではありません。日本に貢献しつつも、日本という国に依存しない自立した個人に近づけるという意味です。
他に、お子さんがいらっしゃればハワイへ留学させることも選択肢に入れやすくなると思います。
資産分散・資産保全に役立つ
管理人のポートフォリオですが、ハワイ不動産を購入するまでは全て円資産でした。当時よく「円だけでもっているのは怖いなぁ」と感じていたことを覚えています。
最も懸念していたのは日本国債の暴落で、そこからの日本円のハイパーインフレです。第一次世界大戦後のドイツのように、お金を持っていても紙くずになってしまうのでは意味がありません。
ハワイ不動産投資は資産を円以外に分散させる方法として良い手であったと思っています。
なお、管理人はハワイの不動産を投資資産というよりも安定資産とみなしています。
アメリカのインフレ程度の利回りが確保できるハワイ不動産は資産保全という点でも優れていると感じています。
ハワイに行く口実ができる
ハワイ不動産の購入を検討されている方は、ほぼ100%ハワイに行ったことがあると思いますし、ハワイの雰囲気が気に入っていることと思います。
しかし、ハワイはそうそう簡単に行ける距離でもありませんよね。ハワイに行くにはそれなりに理由も必要です。
ハワイの不動産を購入すれば、ハワイに行く口実ができます。資産分散や資産保全などと比べるとレベル感が下がりますが、意外とこのような現実的なことのほうが、ハワイ不動産購入のメリットとして実感しやすいと思います。
ハワイ不動産投資のデメリット
ハワイ不動産投資の収益面以外でのデメリットとして、管理人が感じているものを2つ挙げます。
・ポートフォリオの組み替えがしにくい
・オーナー利用時は収入がなくなる
ポートフォリオの組み替えがしにくい
ハワイ不動産市場は流動性の高い方だと思いますが、やはり不動産なので売却する際には時間が掛かります。
そのため、ポートフォリオの組み替えがしにくいというデメリットがあります。
オーナー利用時は収入がなくなる
管理人の購入したハワイ不動産は、ホテル・コンドミニアムであり、オーナーが利用しないときはホテルとして貸し出しできることが特徴です。
しかし、これは逆にいえば、オーナー利用時には収入がなくなるということです。
そして、みんながハワイに行きたい時期はかぶりやすいものです。そのため、オーナー利用をすると稼ぎ時に収益を上げられないというジレンマを抱えることになります。
不動産物件がホテルレンタルにおいて高単価・高稼働率で回っている場合、オーナー利用は行わずに、よりグレードの高いホテルに宿泊するのも良いかと思います。個人的には、そのほうが満足度も高かったのでおすすめです。
【ハワイ不動産投資】運用実績に関する記事
・ハワイ不動産投資の実質利回り
・ハワイ不動産の運用費用
・ハワイ不動産の節税効果
・ハワイ不動産の価格推移
→ハワイ不動産のメリット・デメリット(この記事)
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